APTRIKES125/250京都正規販売店

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APTRIKESをビンテージ感ある塗装に。

APTRIKES125の塗装依頼をうけました。

いままで外注に出してましたがオーナー様の希望でビンテージ感ある塗装にしたいとの事。これはもうハケ塗りしてグラデーション出すしかないだろう。よし!手塗りで頑張ってみるか!と。

今回はAPTRIKESに定番のタカラ塗料を使わずに友安製作所塗料を使ってみます。(有吉ゼミでヒロミさんが使ってたの観て。(笑))


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色はマットブラックとイタリアングレーの2色。

まずは車体から取り外せる物は全て外して塗料の食いつきをよくするために#600番のペーパーで車体を擦ります。


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これで1日くらいかかります。(笑)

そして一旦洗車して乾いたら ワックスオフ というシンナーのような液体で車体を拭きあげます。


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そして次は 非鉄部に塗料が食いつく下地剤、非鉄バインダー を全体的に塗ります。

コイツはプラ表面を若干溶かす感じで粘り気が出ると同時にベタベタするのでダマになりやすくて薄くぬるのがコツです。


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そしていよいよ塗装です。

水性塗料なので薄め液は水でいいんですが今回はよりビンテージ感を出すために薄め液にバランサーで希釈します。


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まずはエンジンカバーから。

マットブラックを塗ります。

マットブラックはガンメタよりでなかなかカッコよい。


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だいたい5回くらい塗り重ねて完成。

そして車体。

下側がマットブラックで上側がイタリアングレー。

イタリアングレーは見本より明るいですね。

ハケで塗り重ねわざとムラとグラデーションを出してビンテージ感を出していきます。

こちらも薄め液で希釈度を変えて濃い箇所、薄い箇所をつくります。

単色なのに見る角度によって色が変化してる感じです。


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そして完成!!

我ながらいい感じにビンテージ感出せたとおもいます。

凄く手間がかかりますがみなさんもDIYしてみては?

あ。もちろん仕事としても受けますよ。(笑)


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